研究指導Postgraduate Study & Research

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工学基礎教育分野では、所属する教員のもとで数学や物理学を研究したいと希望する学生を受け入れて、研究指導を行っています。教員１名あたりの学生数が少ないので、きめ細やかな指導が行われています。 Faculty of Applied Sciences are available to oversee the doctoral research of prospective students wishing to pursue advanced degrees in the fields of math and physics. Given the low instructor-to-student ratio, students can expect extremely hands-on and uniquely tailored instruction in their research activities.

研究指導については、まずは興味をもった教員に連絡をしてください。 For more information, please contact the respective faculty member from whom you wish to receive guidance.

よくある質問Common Questions

各科目（物理、数学、英語）について，学生からのよくある質問を以下にまとめました． Commonly asked questions for each respective subject (physics, math, and English) by students are listed below.

物理Physics

Coming Soon.

数学Math

Coming Soon.

英語English

E-Labとは何ですか？ Need translation

English Laboratoryの略で、授業外で英語の学習をサポートするサービスです。詳しくは以下を参照してください。工学教育研究センター「E-Labについて」 Need translation

英語が苦手です。どうすればいいですか？ Need translation

「苦手」と決めつけたのは誰でしょうか？　もし自分でそう思っているだけなら、忘れた方がいいでしょう。「苦手だ、苦手だ、……」と自分に言い聞かせながら無理やり勉強して、あなたの脳は喜んで学習しようとするでしょうか？

1. 自分で自分の限界を設定するのを止める。ことばの学習は、何か特別な才能がある人だけができるようになる、というものではありません。練習すれば基本的に使えるようになるものです。（もちろん、そこからさらに、作家や詩人のレベルまで英語を自由自在に操れるようになるには……となると、それはまた別のお話です。）

2. どんな英語を身に付けたいのかを考える。2. どんな英語を身に付けたいのかを考える。漠然と「英語ができたらいいなあ」と思っているだけでは、いつまで経ってもそのままです。あなたが英語を必要と考えるのはどんなことでしょうか。どんなことをしたいために英語を身に付けたいのでしょうか？　例えば、

• 研究（論文の読み書き）のため
• 研究（プレゼン）のため
• 就職（そこで求められている英語力は？）のため
• 海外旅行のため
• 洋画を楽しむため
• 友達をおしゃべりするため
• 卒業するため

3. 身に付けたい英語から練習を始める。自分にとって必要と思うものから始めるべきです。ねらいを絞って、その英語を身に付けるために、とにかく行動することです。何もせず待っていても、何も起こりません。

これを読んでいるあなたは、英語を専門として勉強している人ではないはずです。他に専攻している分野があるはずです。ですから、百尺竿頭とまでは申しません。しかし、言語の習得は実技です。練習しなければ、決して身に付きません。時々「どこから勉強すればいいか分かりません」などと言う人がありますが、そう言う人は、まだ何も自分で始めてさえいないからです。

また、何かで耳にして「シャドーイングすればペラペラになるんだって」と言う人も、そう言っているだけではそのままです。実際に自分でやってみてください。やってみなければ、どれくらいの練習でどれくらいできるようになるか、分かりようがありません。

4. 自分の学習を観察・分析する。とにかく実際に練習を始めれば、さらにどういう学習をどのように進めて行けば良いかが分かってきます。工学部生（あなたの先輩）の中には、自分のデータ（スコア等）をグラフに描いて自分の学習を観察・分析し、在学中にTOEIC 900点を突破した人もいます。

いろいろ試してみた上で、例えば「どうしても〇〇のタイプのリスニングがうまくいかない」等々、具体的に自分の課題が見えてきて、それをどう解決したらいいか困っているのなら、英語教員やE-Lab等、ぜひ相談してください。

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TOEICのスコアを上げるにはどうすればいいですか？ Need translation

この質問をする人のほとんどが、まだ自分でその練習を本気で始めていない人です。目標がTOEICスコアと定まっているのなら、そのための練習をとにかく何かすぐに始めるべきでしょう。（「分かっちゃいるけど……」ですね。）

実際に練習を始めれば、さらにどういう学習をどのように進めて行けば良いか、自分はどこを強化すべきか、それにはどうすべきか、等々、次々にすべきことが見えてきます。

いろいろ試してみた上で、例えば「どうしてもPART 4が伸びない」等々、具体的に自分の課題が見えてきて、そこでどうすべきか困っているのなら、英語教員やE-Lab等、ぜひ相談してください。

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語彙力を上げるにはどうすればいいですか？ Need translation

まだ自分では何も行動を起こしていない人は、とにかくまず始めてください。何もしないで身に付く方法はありません。単語にも、覚え方にも、人それぞれ相性があります。まず、自分でやってみないことには、どんな学習方法が自分に向いているかどうかさえわかりません。

これまで自分でいろいろと試してみたけれど（例えば、単語帳、アプリ、暗記ペン、フラッシュカード、付箋に単語を書いて家中に貼りまくる、自分で単語を発音して録音・再生する、目に入る物を次から次へと英語で言う、辞書をすべて読む・食べる、等々）、それでもどうもうまくいかないという人は、以下の方法もぜひ試してみてください。

1. 単語の覚え方（秘伝）
2. 続・単語の覚え方（秘伝）

「１」を試してみた人は,「２」に書いてあることが実感できるはずです。その上で、アドバイスです。「使って覚えて」みてください。自分で使う気があるのとないのとでは、記憶の強さは歴然としています。

自分にとってこの単語は必要だ、覚える必要があると思うものを、リストの中だけで記憶するのではなくて、その単語を使う場面、フレーズ、文、等々をいくつも思い浮かべて（イメージトレーニング）、自分でその単語を使ってみてください（代入法）。その状況の中でその単語がセットで記憶され、それが使えるようになります。

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文法力を上げるにはどうすればいいですか？ Need translation

そのためにこれまでどんなことをやってみましたか？何もしないでこの質問だけをしている人は、とにかくまず何か始めることです。なぜ文法が必要なのか（あるとどんなに役立つのか）、何もしない内は分かりようがないはずです。そのため、どんなアドバイスを聞いても、全くピンとこないはずです。

基礎の基礎からやり直したいと考えている人は、ごく薄い文法書やドリル (中学英語の総まとめ等) を１週間くらいでざっとやってみてください。全体像を掴むのがねらいです。細かなところをあまりに気にせず、どんどん進んでください。その時の姿勢は、スポーツやゲームのルールを全体的に理解するような気持ちでやってみてください。ルールや規則が分からなければ、それに参加することさえできませんね。

受験の時などに買った分厚い文法書を手にして「やっぱ、これ、全部読まないとダメか……」と思っている人、やめた方がいいですね。あなたは英語を専攻している学生ではないですね。他に学びたいことが山ほどあって、そんな時間はないはずです。

その文法書を「辞書として」活用してみてください。１ページ目から読んでいくのではなく、分からない構文や文法事項に出会ったときに、その文法書を「引いて」その関連項目のところだけ読んで、仕組みを理解してください。理解できたら、文法書は閉じて、先へ先へと進みましょう。そうやって、自分が必要となるもの（出会ったもの）から知識をどんどん蓄えていってください。

文法や構文は、そう言われれば（テストなどで）分かるけど、実際の英文や会話の中では気付けない、ましてや自分では使えない……という人、あと少しです！「引き出しから取り出す」練習をしましょう。その構文や文法を使って、入れ替え練習（代入法）をして、使う練習をしてください。数学や物理などで公式が自由自在に使えるようになるのと同じです。その公式自体が理解できても、それを実際にどこでどう使うのか、すぐにそれを使いこなせるようにはなりませんね。文法や構文も、いつでもさっと使えるようにするには、実際にそれを使う練習が必要なのです。

あることが「分かる」ということと、それが「できる」ということは、全く別のことですね。桜木花道が、あれほど人並外れた運動神経を持っていても、なぜ２万本のフリースローを１本１本打つ必要があったのか……。言語の習得も同じです。

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リスニングの力をつけるにはどうすればいいですか？ Need translation

リスニングを強化するために、どんなことをしましたか？　１つも挙げられない人、本気で取り組んだことがない人、いわゆる「裏技」だけ知りたい人などは、どんなアドバイスを聞いても、その意味も、効果も、全く理解できないはずです。とにかく自分からまず何か始めてください。そして、自分の状況を観察してください。

実際に何かすでに取り組んでみた上で、どうも自分のリスニングでどこに焦点を当てて練習・強化していけばいいのか……と困っている人は、以下の指針を参考にして、具体的に自分のリスニングの問題はどこにあるのかを観察してみてください。一般に、「聴き取れる！」となるまでに、以下のようなレベルをその瞬間瞬間ですべてクリアしなければその域に達することができないと考えられています。

Level １：　語彙が分かるかどうか。
Level ２：　語彙の音が分かるかどうか。
Level ３：　文構造（パタン、かたまり、つながり）が分かるかどうか。
Level ４：　すべて「見れば」分かるものが、音のスピードについていけるか。
　　　↓
「聴き取れる！」

大変なことをやってのけているわけですね。そこで、そのどのLevelでつまずくことが多いのか、自分のリスニングを観察・分析してみてください。つまずくところは、同じ人でも、場面ごとに、英文ごとに、その都度変わってきます。実際に自分がその時つまずいたところに焦点を当てて、そのレベルごとに練習・強化してみてください。聴き取れなかったところが１つひとつ減っていき、どんどん聴き取れるようになっていきます。

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TOEIC、TOEFL、IELTSの違いは何ですか？ Need translation

大まかに、以下の違いがあります。

TOEIC：日常生活における英語でのコミュニケーション能力を測定するテスト
TOEFL：主に、米国およびその系列の大学・大学院に進学するために必要な英語力を測定するテスト
IELTS：主に、英国およびその系列の大学・大学院に進学するために必要な英語力を測定するテスト
TOEIC：日常生活における英語でのコミュニケーション能力を測定するテスト

それぞれの客観テストのHPを参照してください。 Need translation

留学したいのですが、どうすればいいですか？ Need translation

どんな留学をしたいのか、考えていますか？

✔ 語学留学をしたいのなら、条件さえ整えば、ほぼいつでも行くことはできるはずです。考えるべきことは、以下のようなことです:

• 留学プログラム（自分が利用できるものはあるか）
• 時期（長期休暇中か、休学してか、卒業してか、等）
• 期間（何週間、何か月か、等）
• 場所（どの国のどの都市へか）
• 費用

留学中の目標・目的（みっちりトレーニングを受けたい、まず海外に行ってみたい、観光もしてみたい、現地のアクティビティに参加してみたい、等々）もさまざまです。

✔ 大学・大学院への進学を考えているのなら、

それ相応の準備（少なくとも１年間以上）が必要です。上に示した渡航自体に関わることの前に、現地で行いたいことは何か（自分の研究活動等）を明確にすることが極めて重要です。それに応じて、どの国の、どの大学・大学院の、どの研究者のところで学びたい、という具合に、具体的に絞られていきます。この大学（研究者）選びをするために、日頃の研究活動や先行研究などを通してしっかり調べていく必要があります。

そして、英語力です。留学したいと考えているということですので、TOEFLやIELTSについては承知のことと思います。留学生の受け入れについては、各大学ごとに、基準となるスコアが設定されています。募集要項等を確認して、その基準スコアの英語力を事前に付けて準備しておく必要があります。それに間に合わなければ、現地に行ってから語学学校へ行って（３か月、半年、１年間等）その力をつけてから、再チャレンジということもあります。

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IELTS／TOEFLの対策として、ライティング力／スピーキング力を強化したいのですが、どうすればいいですか？ Need translation

自分でもいろいろやってみてはいるんだけれど……という人は、ぜひ、E-Labや英語教員に、具体的に相談してみてください。

工学教育研究センター「E-Labについて」

過去の先輩の例を挙げると、E-Labを活用して、以下のようなトレーニングを継続して行って、留学に求められていたスコアを取得し、先方の大学（英国等）への受け入れを許可された学生が何人もいます。

• IELTS／TOEFLで出題されるスピーキングの練習。英語話者の教員の元で継続的に行って、論理的に、明確に、自分の考えを述べるトレーニング。
• IELTS／TOEFLで出題されるエッセイ・ライティングの練習。毎週１つ（あるいは２つ）の英文エッセイを書いて教員宛にメールで送信し、採点基準に則した添削指導を受けるトレーニング。

ぜひ相談して、活用してみてください。

すでに承知していることとは思いますが、数週間でパッとスコアが伸びたりはしません。早めの準備が必要です。上で紹介した先輩たちは、「自分は近い将来必ず留学するんだ！」と心に決めて、海外へ出掛けることさえできなかったコロナ禍の只中にあっても、弛まずトレーニングを続けていました。

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多読とはどんな学習方法ですか？ Need translation

読むこと自体をトレーニングして、その言語を学習していく方法です。英語（外国語）の場合、それを非常に簡単で読みやすい本から始めます。精読（辞書をみっちり引いて一字一句すべて和訳していくくらいまで綿密に読む方法）とは異なり、楽しみながらたくさん読むことで、読む力（英語で理解する力）を身に付けることのできる学習法です。その要は、量です。何百冊、何万単語のスケールで読むという意識に切り替えて、こつこつ、自分のペースで、進めていきます。

多読の読み方の基本は以下のとおりです。

1. 辞書は引かない。読書中は、その流れを止めず、英語のまま理解しようとする。（この時、挿絵などを見ながら読むことでとても効果が高まる）どうしても確認したい語は、読書後、辞書を引く。
2. 分からないところは飛ばす。８〜９割理解できる本を選ぶ。その上で、分からないところに出くわしたら、想像しながら、読み進む。
3. つまらなくなったらやめる。厚めの本を読むようになった時のアドバイス。楽しめないものを我慢して読むのではなく、楽しめるものを次々と見つけて読む。(自分で自分の読む力を知り、選べるようになる力を付けることが極めて重要)

工学部図書館にも「多読コーナー」があります。山口大学図書館のHPにも、おすすめのシリーズや多読記録の付け方などの情報があります。

山口大学図書館→「語→学習用の資料を利用する」 → Need translation

多読で本当に英語力はつくのですか？ Need translation

つきます。10年程前から日本でも再注目され、豊田高専や順天堂大学、関西大学他、今では多くの教育機関で導入され、その成果がデータ（TOEICスコアの伸びなど）として発表されています。多読関連の書籍や雑誌も多数刊行されています。インターネットでも検索すると簡単にその情報が入手できます。日本多読学会のHPには、多読用のブックリストも掲載されています。

豊田高専における英語多読授業の成果と課題

重要なことは、継続することです。やってみたことがある人は分かると思いますが、１冊や２冊読んだところで何の変化も感じられないでしょう。読んだ本の内容から知識を得ようとするのが主たる目的ではないからです。多読は、読むこと自体をトレーニングして、その言語を学習していく方法です。その要は量にあります。何百冊、何万単語のスケールで読むという意識に切り替える必要があります。だからこそ、まず自分の力量を知り、自分が楽しめるものを自分で見つけられるようになることがとても重要です。それができるようになると、どんどん読み進めることができるようになります。

多読トレーニングは、読む力を身に付けることを通して、英語で理解する力を身に付ける学習法です。流れてくるものを受動的に受け取るのとは違って、自分で目を動かして進んでいかなければ、何も情報は得られません。こうした主体的に英語を理解しようとする力をトレーニングすると、リスニング力も向上していきます。そのデータも様々報告されています。音速で流れてくる英語の情報をその速度で理解できるようになるという、情報処理の力がついていくからです。

ぜひ試してみてください！Enjoy your reading! Need translation

洋楽を聞いたり、洋画を見たりして勉強しています。効果はありますか？ Need translation

この質問を誰かにして確かめてみたいという気持ちがあるということは、もう何となく自分でその答えを実感しているのではないでしょうか？　単に鑑賞しているだけでは、ほとんど英語力の向上には効果はないでしょう。（映画評論家になるような方は年間数百本も観るそうですが、皆さん英語やその他の言語にご堪能でしょうか……？）　自分が映画を楽しんでいる時の様子を客観的に考えてみてください。言語情報は字幕で得て、音声情報に関しては、ほとんど無意味音が「頭の中を通らずに」流れていっているだけの状態に近いのではないでしょうか。「今日は洋画を見たから、英語の勉強を２時間もした！」と、根拠のないなぐさめくらいにはなるかもしれませんが……。

ですが、トレーニングの目的を持って洋楽や洋画を活用するというのであれば、もちろん、話は別です。例えば、

• 流れてくる言語に集中して、その台詞を自分の力で聴き取るために何度も何度も同じところを繰り返し聴く、掻き取る、等々。
• 台詞の原稿をその通りに言えるようになるまで繰り返し練習する。
• 音楽に合わせて（そのスピードで）言えるようになるまで声に出す。
• カラオケで歌っている自分の英語を録音し、オリジナルと英語を比較する。
• 洋画を
  1. 字幕なしで観る
  2. 日本語字幕で観る
  3. 英語字幕で観る
  4. その過程で理解できなかった語や音を調べる
  5. 実際に自分が使えるものをできるだけ吸収する
• 繰り返し観たいくらい大好きな洋画であれば、上の1)〜5)を何度も繰り返す。

洋楽や洋画を題材にしてであっても、何を鍛えるためにどういうトレーニングをするかによって、その活用方法は様々で、あなた次第です。そういう活用の仕方であれば、間違いなく効果はあります。（私も、BeatlesやCarpentersのカセットテープをキュルキュルと同じ箇所を何度も何度も巻き戻しては再生し、聴き取ろう・書き取ろうとしました。分からない単語はカタカナで。）

もちろん、洋楽や洋画を鑑賞することで、英語圏の文化的背景を知ったり、あるいはそれに対する興味関心を高めたりして、そのことで英語学習へのさらなる動機づけを行うことができるという側面も当然あります。もしそれがあなたの狙いだとしたら、鑑賞して楽しんだ後、その高まった学習意欲で、すぐさま自分の英語学習に向かうべきではないでしょうか。

Enjoy the process of your learning! Need translation